後藤工務店の家づくりについてのこだわり
後藤工務店のある静岡県沼津市の近辺では「耐震性と省エネ性にすぐれた健康住宅」を建てる時に、まず考えなければいけないのが、温暖な地域だからこそ、断熱性能が悪い住宅が多く、心臓・脳血管・呼吸器官の疾患の死亡率が高いという事です。
近年、日本では平均寿命が延び高齢化社会となっております。
それに伴い、家庭内の事故死は年々増加傾向にあり、高齢者ほど室内の温度差で血圧が大きく上昇してしまいます。健康で生活するには、断熱性能を高めた建物内の温度差が少ない住宅でなければなりません。
また、換気不足による結露やカビ・ダニの発生も考えなければなりません。
当社としては下記の4点に配慮した「耐震性省エネ性にすぐれた健康住宅」を提案致します。
1.構造体について
基礎にはベタ基礎を採用しており、建物の荷重を地盤に均一に伝えます。また、ベタ基礎には防湿ならび防蟻シートを施工することにより、湿気やシロアリ対策にも効果的です。
構造体には、赤松(集成材)を標準使用しておりますが、米松や杉材(ムク材)も使用いたします。
接合部は強度を高める為に金物工法(金具を用いた補強)を採用しており、床には28mmの構造用合板を敷き水平剛性を高めています。
2.温熱環境について
沼津市近辺(静岡県東部)は日本の中でも四季の移り変わりによる温度差や気候変動、標高差による気温変動などが激しい地域となります。
よって夏冬共に快適な環境を作るには、昔の人間が自然を利用するパッシブ的な発想が必要であり、夏は深い屋根、軒で直接日光を遮ったり、冬は太陽の高度を利用して室内に日射を取り入れたりします。
3.計画換気について
一般的な住宅では、トイレ、台所、洗面所などから排気して居間・寝室など居室から給気する方法が取られますが、当社でおすすめしている集中式の24時間換気は、熱交換機能が付いており、必要な量の新鮮な空気を取り入れ、汚染空気を排出することが出来ます。
4.自然素材について
自然の木には調湿作用があり、これをうまく使用することにより快適な生活を送ることが出きます。
湿度の多い時には吸湿し、少ない時には放出し、室内を一定の湿度に保ってくれます。